”Salerno” (サレルノ)とは？

南イタリア、カンパーニャ州にある県とその県庁所在地に当たる市の名前です。

イタリアで最も広い県の一つで、地中海式ダイエット（痩せる為のダイエットという意味ではなく、健康に生活する為にすべき、食べるべきという意味のダイエット）のもとになる“サレルノ式健康療法”の発祥地で、そこから生まれた、純粋で豊かな食文化の伝統があります。

海岸沿いから内陸まで農牧業が発達し、 特産のモッツァレッラチーズ、サンマルツァーノトマトをはじめ、最高級のパスタ、オリーヴオイル、野菜や果物を生産しています。また、ヴィエトリの陶器、 質の良い革製品、その他の手工芸品などの芸術品にも溢れています。歴史建造物の宝庫で、考古学的、文化的にとても重要な場所が沢山あります。世界遺産に登録されている箇所は２つ（アマルフィ海岸、パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含むチレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園チレント）ですが、サレルノを挟んで両サイド（アマルフィ海岸とチレント海岸）がその範囲となり、サレルノ市は観光拠点に最適な場所となっています。

交通の便が良く、パエストゥム（バスや電車で３０分）やアマルフィ海岸（アマルフィまででもフェリーで１７分）、少し足を延ばせば隣のナポリ県（ポンペイやエルコラーノ：バスや電車で３０分、ナポリ市内：バスや電車で４５分、カプリ島：高速船で１時間半）にも気軽に足を運べます。

南イタリアサレルノ県の企業6社が集まって、南青山にショールーム/ショップを3月23日に　オープンしました！　Best of Salernoでは消費者の皆さんに直接生産者から商品をお届けするのは勿論の事、サレルノとビジネス　（商品を購入・販売）されたい方へのコンサルティング・サポートも行っております。物を販売する事だけでなく、まだあまり　日本には伝わっていない南イタリアの文化や伝統も伝える場所です。毎月催されるイベント時にはサレルノとSkypeで繋ぎますので、今のサレルノも垣間見て頂けます。是非1度ショップに足をお運び頂ければ幸甚です。手作りにこだわり、1品物の商品も数多く取り揃えております。各社の説明は下記をご覧下さい。

サレルノは工業用パスタの発祥地とされており、パスタ生産に最適 な環境で、小麦を練るのに最適な良質な水が豊富に湧き出ています。Quintalunaは新しい ブランドであっても、南イタリア最大のパスタ工場を所有していたスカラメッラ家とアントニオアマートのアマート家が伝統製法と秘伝のレシピを用いて作る、 アルティジャナーレパスタ（職人のパスタ）です。低温長時間乾燥しているため、栄養分が高く、小麦の味もそのままです。トラフィラータアルブロンゾ （銅で成型）なので、 ソースの絡みもとても良く、食べ終わった後の皿にソースを残しません。

Bottega BossaのAlbertoはクリエイティブで腕のいい革製品職人です。彼一人で１枚ずつ革を選んで１つずつ丁寧に作っていますので、モデルは同じでも完 全に同じ商品が２つできる事はありません。現在の所、サレルノでしか購入できないため、地元の人達だけでなくイタリア各地からの観光客や外国人観光客で賑 わっています。

オリーブ生産に最も適しているのは、山間の場所と言われています。オリーブには太陽の光だけでなく影も必要だからです。Fontana San GiovanniはSalerno県、Buccino（プーリアに隣接しており、山間のオリーブオイル生産に最適な場所と言われる所）で生産されています。この製品をDe Falco家は１６世紀後半から今まで守り続けてきています。サレルノのマンマ達の間で大人気のミディアムタイプを南青山のショップでは販売しています。

Creazioni Lucianoは1955年に設立されてから今日まで、伝統を守り続けています。デザイナーが変わっても伝統製法（手作業での型押し・色付け）に変わりは なく、浮き彫りになっている陶器に南イタリアらしいカラフルな色を塗り、ガラスで加工された商品は、特許も取得している、Creazioni Lucianoだけのスペシャル商品です。

サレルノ市が誇るテアトロヴェルディ（劇場）前で１００年前から役者やアーティスト、旅行客を迎え続けているBar Verdiは市内で最も由緒有る、美味しいBarの１つとして有名です。そのBar Verdiが使用しているSan Pietroのコーヒー豆をBar Verdiと共にお届けします

Leggermente Fuori FuocoのNicolaはサレルノ市の中心部にギャラリーを持ち、常に素敵な写真でいっぱいで、沢山の写真展や絵画展を行っています。サレルノには若くても腕の いい写真家やアーティストが沢山います。日本の写真家や画家の方の作品も展示していきたいと思っています。写真大国日本とサレルノのアーティストを繋ぎたいという思いから、オーナーのNicolaはBest of Salernoに参加しています。

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