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ルッカコミックス

ルッカコミックス&ゲームズは、 イタリア最大のマンガ・アニメーション・ゲーム・SFファンタジーのフェスティバルであり、 トスカーナ地方のルッカという町で毎年秋に行われています。

lucca comics 2010主なイベント内容

毎年10月末から11月初めの約4日間、ルッカの3平方キロメートルのエリアで行われ、 会場には1万5000ものブースが並びます。各分野の威厳あるクリエーター達が参加し、 漫画を専門に取り扱う書店や同人サークルなどの参加者数は毎年増加しています。 展示期間中には、コスプレのイベントやコンサート、スライド展示、製作者たちとの交流会、 漫画やゲームのアドベンチャーの世界を題材にしたショーが行われます。 ルッカコミックスのエリアでもルッカゲームズのエリアでも著名なアーティスト や参加者によるエキジビジョンが行われています。 またルッカの町のルネサンス的な魅力あふれる雰囲気の中でみることのできるものもあります。

ヒストリー

1966年のスタートから、 このイベントは回を重ねるごとに大きなものへと成長を遂げました。 当初は年に1度でしたが、それから2年に1度のものとなり、 1986年には20周年記念と第17回目の開催を祝い “Lucca ventanni”と改名されました。一時は中止されていましたが、 1990年の春から半年に一度再び行われることになりました。 90年代後半からこのイベントは年に一度行われています。

ルッカコミックスとお茶カフェ

2009年度からルッカコミックスでは、 さまざまなパビリオンが歴史的な町中のあちこちの広場で設置されるようになり、 そのなかの一つに「ジャパンパレス」という日本をテーマにしたパビリオンが登場しました。 そこでお茶カフェもルッカコミックスの活動と運営を支える一つの団体となったのです。 では、そのジャパンパレスで一体お茶カフェは具体的にどのような活動をしているのでしょう。 お茶カフェの目的は、日本の文化をより多くの人に知ってもらうこと、日本に興味を持ってもらうことです。主に以下の活動をしています。
・日本芸術の展示、文化の紹介 日本人アーティストによる日本画の展示や、 日本人講師と、日本の語学学校(インターカルト日本語学校)による日本語体験レッスン (初級・中級・上級)。ホームステイIN JAPANによる、ホームステイについての紹介。
・日本語でのカラオケコーナー  日本のアニメ主題歌など、日本語の歌を楽しむコーナー。
・スタンドにて、日本紹介の案内。お茶カフェのスタンドでは日本への語学留学や旅行の情報や、 日本語コースの案内などを気軽にスタッフへ尋ねることができます。 また日本への語学短期留学が当たる、誰でも参加できるアンケートも設置されています。
・イタリアでアニメやゲームの分野で活躍する有名人に、 お茶カフェ代表スタッフがインタビュー  2010年のルッカコミックスでは、 イタリアで有名なある声優に独占インタビューをすることに成功。 たくさんの人たちがそのインタビューを見に訪れました。 ・日本の商品の紹介   日本酒など、日本独自の商品を紹介しています。 日本の様々な企業はルッカコミックスとお茶カフェを通して、商品を紹介しています。

お茶カフェとルッカコミックスのコラボレーションで、たくさんの日本人アーティストがルッカコミックスで活躍しています

海外で活動の幅を広げたいという日本人アーティストさんに是非このイタリアで最大規模のフェスティバル、ルッカコミックスで活躍していただこうと、お茶カフェとルッカコミックスはコラボレーションをし、メインステージでのコンサートや、展示会などを積極的に行っています。それだけでなく、お茶カフェはルッカコミックス開催前に、イタリアの全国放送テレビチャンネルや、ラジオ、様々なウェブサイトを通してアーティストさんのプロモーションを行っています。

これまでにお茶カフェを通して,もしくはお茶カフェが協力してルッカコミックスにオフィシャルゲストとして招待されたアーティストは下記の通りです。

2009年:
岩崎未来・・・写真家。 「日本の顔」というタイトルの作品展を行った。

奥村祥子・・・画家。 主に日本画を手掛ける。 作品展を行った。

2010年:
奥村祥子・・・画家。 主に日本画を手掛ける。 作品展を行った。

2011年:
Tokyo Dolores・・・ポールダンスチーム。 独特な衣装とパフォーマンスで日本のポップカルチャーの精神を伝える。 

Pinky Doodle Poodle・・・ロックバンド。 メインステージでコンサートを行った。

Akira Fujimoto・・・グラフィックアーティスト。作品展示を行った。

2012年:
ざ・五人囃子・・・日本の伝統的な囃子を受け継ぐ若手5人組。ルッカコミックスではアニソンも取り入れ、斬新なコンサートを行った。

K-ble Jungle ・・・日本人歌手とイタリア人DJのユニット。メインステージでコンサートを行った。

山口直也&Studio☆DIVA・・・ミスジャパン、ミスユニバースのオフィシャルカメラマン。 「Japonism」という作品展とワークショップを行った。

山口氏が創立したスタジオ「Studio☆DIVA」のスタッフがモデルにヘアメイクセットや着物を着付けワークショップのアシスタントを務めた。 奥村祥子・・・画家。主に日本画を手掛ける。日本画についてのワークショップを行った。

2013年:
Tokyo Dolores・・・ポールダンスチーム。 日本国内および海外でもアクロバティックなショーを展開している。独特な衣装、体全体の動きや映像を通して日本のポップカルチャーや精神を伝えている。ルッカコミックスのメインステージで出演。 K-ble Jungleとのコラボもあった。

山口直也&Studio☆DIVA・・・ミスジャパン、ミスユニバースのオフィシャルカメラマン。 「Japonism」という作品展とワークショップを行った。山口氏が創立したスタジオ「Studio☆DIVA」のスタッフがモデルにヘアメイクセットや着物を着付けワークショップのアシスタントを務めた。

小林未郁・・・ピアノ弾き語り、シンガーソングライター。今、人気のアニメ「進撃の巨人」や「機動戦士ガンダムUC」など様々な有名なアニメの挿入歌を歌っている。ルッカコミックスのメインステージでソロコンサートを行った。
剱伎衆かむゐ・・・剣にこだわり、芝居と武術を融合させた独自のスタイル「剱伎道」を披露した。

リーダーの島口哲郎氏は、あの有名な映画「Kill Bill」にもクレイジー88役で出演、自ら振り付けを行った。

田村 吉康・・・漫画家・画家・イラストレーター。少年ジャンプで「筆神」をはじめ様々な漫画を手掛ける。近年では漫画だけでなく、ペインティングにも力を入れており、漫画家と画家という二つ分野を手掛け、同時に活動している。ルッカコミックスでは、ワークショップや、作品展示会が行われた。 毎年、ルッカコミックスに参加するボランティアメンバーも増え、 活動の幅を広げています。

2014年のルッカコミックスのメインステージには、これまでにも
出演し、喝采を浴びた
小林未郁(シンガーソングライター)
剱伎衆かむゐ(剣を使ったサムライパフォーマンス団)
K-ble Jungle(主にイタリアで活躍している日本人歌手とイタリア人DJのユニット)

に加え、ルッカ初出演となるアーティストも下記の通り決定されました。

SAGA
日本人DJ RIOと韓国人と中国人のシンガーRAMYとKEVINによる3人の音楽グループ。
「アジアで人気の日韓中ユニット」として音楽メディアにてとりあげられた。
日本のアクションゲームVIEWTIFUL JOEや中国のドラマのテーマソングなどを担当。
今後も注目されること間違いなしのグループだ。

saga logo

Airly
歌手、グラビアアイドル、タレント。ラジオ番組airLismも務めている。
近年フランスのジャパニーズポップス紹介サイト NoLife でも人気が高まり、2014年のジャパンエキスポでライブを行った。

airly

オチャカフェはコンサートやパフォーマンス以外にも、漫画家による作品展示やワークショップも行います。
・前田俊夫 (漫画家。「超神伝説うろつき童子」や様々な作品がアニメ化もされた。)
・田村吉康 (画家、漫画家。少年ジャンプで「筆神」を連載。服のデザインコラボも手掛ける。)